
こんな顔見ながら・・・
本日もシャーちゃん


シャーちゃんの癌に気づき病院へ行ったのが年明け。
その時始めてシャナンを診てくださっただけなのに。
それからシャナンはその先生をご指名させて頂き。
犬舎と自宅と。どちらでも対応できるようにと。
どこの病院へも駆け込めるように手配してくださった先生。
点滴を入れにいく度に先生の表情も辛いものへ変わっていくのは感じてました。
でも今日、意を決して。
余命はどのくらいかと先生に聞いてしまった。
先生は目に涙を浮かべながら。一ヶ月はもたないでしょう・・・と。
分かってたのに。聞いてしまった自分に後悔。
先生も辛い思いで診察してくださってるのを十分すぎるほど感じてるのに。
そんな先生に言いたくない事を言わせてしまった事に申し訳なく思う。
先生は、常に、対処法でしかないけど。
治療ではないけど。
ちゃんと伝えてきてくださいました。
まず異変に気づいて行った時も。
癌かどうか調べる事。そのためのリスク。
この先考えられる症状。
わかった上で。あたしは一切の治療を全て拒否する事にした。
それはどんなに対処法で戦っても決して治療。つまり完治する事は不可能だとわかってたから。
そんなあたしの決断をわかっていながらも。
食べられなくて、日に50gずつ落ちる体重に対しては、
胃に直接チューブを通し流動食を流し込む。
舌の癌がリンパに転移し、気管を圧迫して呼吸がしにくくなっていることに対しは、
喉に穴をあけ気道を確保する。
常にそういった対処法でしか無いけれど。それでも対処法で乗り切るか。
そしてお薬でラクにしてあげる。つまり安楽死を選ぶのか。
今日はとうとう、そう言ったお話になりました。
あたしを含め、家族はもちろん。
シャナンをかわいがって、チャンピオンにまでしてくれた師匠。
いつもいつもシャナンを心配してくれるいい。さん。
みんなの意見は満場一致!
シャナンがラクでいられる事。これが一番大事だと言う事。
見送る勇気。覚悟は決めたハズなのに。
今日も止血剤、痛みどめ、リンゲル等。してもらったシャーちゃんは。

あたちはまだまだお肉を食べたいの


と頑張る姿を見て。
その決断は今じゃないんじゃないかと。
でもそんな気持ちも束の間で。
痛みどめ効果で一生懸命食べようとするけど、たかが4日前のシャナンは必死に食べた食事ですら。
今日は食べたいけど食べられない。
そして一生懸命格闘した挙句。

多量の出血。

そして疲れきって眠りにつくシャナン。
まだまだ。と思う瞬間があると思ったら。
今が決断の時と思う瞬間もあり。
まだだよ。シャナン!と思うのは単なるあたしの我侭でしかないのかな。
点滴だって、無駄な延命だとわかってるけど。
シャナンのこの


あたしのエゴでしかないんだよね。
頑張れシャナン!と励ます事が残酷な事なんだよね。
がまん強い、がんばり屋のシャナンだから。
あたしが思えば思うほど辛くても頑張っちゃうんだよね。
ごめんねシャナン。
それしか言えない自分が情けない・・・